ファイバーレーザ搭載
コンパクトかつ高生産・低コストを実現する複合マシン
コンパクト複合マシンLC-C1NTにファイバーレーザを搭載し、レーザ加工の生産性とコストパフォーマンスが飛躍的に向上しました。レーザ加工エリアをテーブルキャビンとシャッターで遮光することで、従来と同じ作業性を確保。単体運用~自動化までトータルリードタイムの短縮を実現致します。
特長
高生産・省エネ加工の実現
ファイバーレーザによる高速・低コスト加工
レーザ発振用ガス不要、また、クリーンカットではCO₂(4kW)に比べ薄板領域での高速加工、コスト削減を可能にしました。
複合加工による効率とコスト改善
保有金型が少ない形状の加工の場合は、レーザ加工に置き換え
- プログラム作成時間の短縮
- 金型費用の削減
- 金型段取り時間の短縮
が可能となりリードタイムを短縮します。
必要電力の大幅削減
エネルギー交換効率の高いファイバーレーザ発振器と、プレス駆動に ACサーボ・シングルドライブを搭載。受電容量はCO₂複合マシン4kWに比べて約1/3、2kWでは約1/2となる省エネを実現しました。
安全性と作業性の両立/従来機同等の安全性と作業性
レーザはY軸移動で、レーザ加工時の材料移動はX軸のみのため、テーブルキャビンとシャッターで加工範囲を囲むことで、レーザ光の漏れを完全にシャットアウトします。 オールパーテーションのマシンに比べ、省スペース化を実現し、オペレーターの安全性を確保します。
また、第2原点を設定し、テーブルキャビンを開閉せずに材料のセットが可能です。従来機(LC-C1NT)と同等の作業性を確保しています。
主な仕様
LC-2012C1AJ | |
プレス能力(kN) | 200 |
最大加工範囲(mm)X × Y | 2000×1270 |
発振器 | AJ-3000(定格出力:3kW) |
最大加工板厚(mm) | 6 |